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2021.04.24

ボルボP1800 クーラー取り付け その③

クラシカ横浜の荻無里です(^^♪

 

クーラー取り付けが終盤に入ってきているボルボP1800ですが、前回紹介をしたホースの加工が

完了しましたので、今日はその内容についてご説明したいと思います!

 コチラが仕上がったホースです!

このホースには2つほど加工が施されております。

 



 

まずはこの部分ですね。コンデンサーと接続する側の方です。

もちろん上のものが加工したホースです!

 

おさらいすると、コンデンサー側の取り付け口と形状が合わないので、加工する必要がありました。

前回の説明内容では、あらかじめボルボP1800に付いていた取り付け口と交換するとお話ししましたが、

予定変更をして新品の物を取り付けました!

 



 

これがその取り付け口です!

これでようやく、そもそも装着されていたコンデンサーと接続することができます。

 



 

2つ目の加工ポイントは、反対側のこの部分です。

ほんの少しの微調整なんですが、はじめ90度の角度だったこの曲線部分を、若干広げて93度か94度くらいにしました!

実はこの角度が取り付けするときには非常に重要なポイントなんです。

 



 

このように取り付けをするときに、90度の角度のままだとホース同士が強く接触してしまうからです。

修正前に仮止めをしてみたときに、そのまま固定をしてしまうとあまりにも強く押されすぎていたので、

これではあまり良くないと判断して、微調整を施しました。

しかしこのままでもやはり接触はしてしまうため、緩衝材を巻いてあげて対処をします。

 

この2つの加工が完了したことで、ようやくコンデンサーとコンプレッサーを繋げることができました(^^♪

 



 

ちなみに、ホースが完了するまでの間に室内のクーラー本体の取り付けを完了させました!

それまで付いていたクーラーの不要な配線などを除去し、新しい配線をつないでいきました。

 

ここまで完成させてしまえば、あとは実際に動作チェックに入っていくのみです。

ホースの中を真空状態にしてエアーの漏れが無いかをチェックし、冷気がしっかり出てくるかをチェックしていきます。

もしこれでうまく作動しなかったら・・・なんてことは考えたくもないですが(^^;)

しっかり加工してあるホースですので、それは無いでしょう!

 



 

ちなみにオーダーを頂いていたオイル交換やヘッドライト交換は部品も届き、作業が完了しています。

各ベルトに異常がないかと、ウェザーストリップの点検も一通り終わり、特に問題はありませんでした(^^♪

 

ということで、これよりクーラーの作動チェックを行い、問題なければ組み上げをしていきます!

このままいけばGW前のご納車は問題なくいけそうです(*^-^*)