クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
 先日、クーラーが効かないということでクーラーガスチャージでご入庫頂いた、メルセデスベンツ450SLC。
実は先日ご入庫頂いたとき、私がお客様からキーをお預かりしてエンジンをかけようとしたら、
なんとそれまで動いていたはずのエンジンがかからなかったんですね。 
「いや、今走って来られたばっかなのになぜ?」と思い、最初ふと思ったのがバッテリーでした。
ですが以前に当店で交換したばかりですし、走って来れたわけですからさすがにバッテリーが原因ではなかったんです。 
キーを回しても全く反応しなかったことから、おそらくスターターモーターだろうということなり、
一旦ジャッキアップしてスターターモーターを叩いてみました! 
すると・・・エンジンがかかったんですね(笑)
これは間違いないということでお客様にお伝えし、パーツを注文して後日改めてご入庫して頂くことになったんです(^^♪ 
 ということで、スターターモーターの交換の様子をお届けしていきます!
といっても取り外してポン付けするだけなので、そこまで詳しいお話はできませんが(笑) 
まず、お客様には一泊二日でのご入庫をあらかじめお願いしておりました。
これはどういうことかと言いますと、走行してきてすぐの交換作業となると、スターターモーター本体が
かなり熱くなってしまっているので、なるべく冷ました状態で作業をしたいからなんですね。 
結果的にはお客様のスケジュールのご都合で入庫日が一日早くなったので、二泊三日頂けることになりました。
ですので、作業はかなり余裕をもって進めることができました(^^♪ 
作業としては、とりあえず写真のようにジャッキアップをしていきます。  
 スターターモーターは、横から見ると印を付けた部分に装着されています。
ですので、交換をするとなるとジャッキアップもしくはリフトアップが必要になるので、
そういう意味では少しやりづらい作業かもしれません。  
 下から覗くと、このスペースにスターターモーターは付いています。
スターターモーターはわりと大きめなので、取り外す時は角度を付けて外さないとなかなか取れません。 
  これが取り外したスターターモーターです!
うーん・・・これもやはりそれなりの年季が入っている感じですねぇ~。 
一般的にスターターモーターの寿命の目安は10年もしくは10万kmくらいと言われていますが、
このスターターモーターは10年以上は経っていそうな雰囲気です。
距離は車の総走行自体が6万キロ後半ですので、そこまで走っていませんけどね(^^♪ 
  ということで、今回は左側のスターターモーターを取り付けしていきました。
先ほどもお話ししましたが、これはポン付けですのでシンプルに付け替えれば良いということです。 
とはいえ、
ジャッキアップ→タイヤ取り外し→スターターモーター取り外し→スターターモーター取り付け→タイヤ取り付け
という一連の作業はなにげに一時間半くらいはかかりました(笑) 
  取り付け後、動作確認も問題ナシ!
一晩経って翌日にもエンジンをかけてみたところ、全く問題なく動いておりました。 
ということで、スターターモーターの取り付けは無事に完了です!
オーナー様も、毎日乗られるわけではなく週に数回か、もしくはそれ以下の時もあるので、
スターターモーターを交換しておけばかなり安心ですね(*^-^*)