クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
昨年販売をさせて頂いた「メルセデスベンツ450SLC」ですが、お客様からいくつか整備希望を
承りましたので、現在入庫して作業中でございます!
今回はどのような作業内容かと言いますと、
・バッテリーマークが点灯して、エンジンがかからなくなった
・キーでオープンした時に、時々リヤトランクが開かなくなる
・ブレーキ時の音鳴り
・左ドアエッジ部分の塗装剥げ
・ミラー型ドラレコの振動をもう少し抑えられるように改善したい
以上5点を受付しております。
まずは進められるところからということで、バッテリーマークが点灯してエンジンがかからなくなったという症状と、
左ドアエッジ部分の塗装剥げ修正から進めていっております!
今回の、バッテリーマークが点灯してエンジンがかからなくなったという症状の原因は、オルタネーターベルトの破損でした。
写真のようにベルトが切れてしまって、オルタネーターが発電をすることができなくなってしまっていたということですね。
発電できなくなるとバッテリーに蓄電をすることができなくなり、電気を放出する一方になってしまいますので、
放電し切ってしまったらエンジンをかけられなくなってしまいます。
少しわかりにくいかもしれませんが、切れてしまったベルトのアップ写真です。
これを見る限り、実はベルト本体の劣化(ヒビが入っているなど)はみられませんでした。
こうなると、何が原因だったかというのを突き止めるのは難しいんですよね。
あくまで可能性の話にはなりますが、例えばベルトが何かの拍子に何物かと接触してしまったりとか、
猫などの動物がイタズラしたなど、いくつか考えられる原因はあります。
ちなみにお客様のご自宅でエンジンがかからないということになってしまっていたのですが、これは不幸中の幸いでした。
出先でエンジンがかからなかったらかなり大変ですからね(^^;)
ご自宅まで引き取りに伺いましたが、しっかり充電したバッテリーを交換してあげれば
とりあえずは動くので、ご近所ということもありなんとか引き上げてきました。
そして、新しく注文したオルタネーターベルトがコチラです!
到着までに少し時間がかかってしまったので、本日さっそく取り付けをしていきます。
ちなみにこのベルトはご覧のように厚さもあって、強度的には強いベルトになっています。
オルタネーターベルトもいくつか種類があって、これよりも薄いものもあるんですが、
できれば上の写真のような厚めの方が安心して使用できるかと思います。
そして次は左ドアエッジ部分の修正です!
これはまだ途中経過の写真なんですが、ドアエッジ部分にタッチペンでの修正を行っております。
多くの方が経験したことがあると思いますが、ここはよく当ててしまって剥げてしまうんですよね。
「コツンッ」というちょっと当ててしまったくらいでも剥げてしまうことがあるので、地味にショックなやつです。
ということで、依頼いただいた作業が進み始めていっております!
他の内容の、
・キーでオープンした時に、時々リヤトランクが開かなくなる
・ブレーキ時の音鳴り
これらについてはおそらく少し時間がかかることが予想されています。
現時点で原因の予想はできているので、あとは作業を地道に進めるという感じです。
詳しい内容については作業が進んできた段階で紹介したいと思っています(*^-^*)