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TRIUMPH

2021.08.15

トライアンフ TR4 リフトに上げてチェックスタート

クラシカ横浜の荻無里です(^^♪

 

少し前に仕入れた、トライアンフ TR4。

お客様のお車の整備も一段落したので、リフトに上げて少しチェックをしてみました!

 



 

前オーナーさんからは、機関系はわりと手を入れたと聞いていましたので、確かにエンジンなどの調子は良い感じでした。

ただ下回りは実際にリフトに上げてみないとよく分からないので、リフトに空きが出たタイミングでこのTR[4がすぐに

見ることができたため、せっかくならみていってしまおうということになりました。

 



 

結論から言いますと・・・

かなり手を入れられている状態だということが分かりました!

 

上の写真をみても、その様子が伝わるかと思います(^^♪

ところどころ割れている部分はありますがアンダーコートも施工してあり、オイルの垂れやにじみもなく、

全体的にとても良いコンディションなのではないかと思います。

 



 

足回りのゴムブッシュなども、替えられている様子ですね。

現状で全く問題ないですし、ガタもみられないのでしっかりされてきたんだと思います。

 



 

ちなみにキャリパーはなぜかゴールドで塗装されていました(笑)

表から見るとそんなに存在感が無かったんですが、裏から見るとすごい存在感ですね(笑)

 

これは前オーナーさんがされたのかどうかまでは分からないですが、もしそうだとしたら、

こういうところにもこだわるというのはキッチリされたいタイプだったんじゃないかなと想像します。

 

最初見た時は、「おっ!ゴールド!?」と思いましたが、すぐに不思議な安心感がありました(笑)

「細かいところまでしっかり手を入れてきたのかな?」と思ったからですね(^^♪

 

私たちとしては機関系に手が入っているのは非常にありがたいことですから、こうした部分はポイント高いですね。

 



 

マフラーも、結構新しめのものが装着されていました。

こういう部分もキレイな状態ですと、安心感がプラスされます。

 

よく見かけるのがですね、こういうマフラーなどの大きいパーツはキレイにしておいて、

先ほどのゴムブッシュなどの細かいところは全く手が入っていないというのがあります。

 

また、外装をキレイに塗装をして、内装もそれなりにキッチリしているけども、機関系はてんでダメというパターンもあります。

どちらにしても、見た目は良いが中身はダメというパターンですね。

 

これは旧車に限らずクルマ選びをするうえでしっかり判断するべきポイントの一つでもあります。

中身の伴わない個体は基本的に私たちのような業者でもない限り、扱うのは難しいと思いますね。

 

逆に言えば、中身がしっかりしていれば外装や内装などはどうとでもなります!

このブログをお読み頂いている方々なら既にご承知のことかもしれませんね(^^♪

 



 

そして、電動ファンも新しめのものが付いていました。

これもポイント高いところですね(^^♪

 



 

逆に、塗装については修復が必要な箇所がところどころあるので、それは順番にやっていくことになりそうです。

また、サビの状態も気になるので、今作業を進めていっているランチアベータクーペのようにしっかりみていこうと思っております。

 



 

そして最後に!試運転も行って来ました(^^♪

試運転の結果、やはりエンジンやミッションなどの主要部分はとても調子が良かったです。

 

ただ、細かい部分で仕上げなければいけないところは結構ありそうな感じなので、

一つ一つピックアップして順番に仕上げていこうと思います。

 

ということで、本日はトライアンフ TR4の仕上げ前チェックについて紹介してきました!

第二工場が出来上がり徐々に波に乗ってきて、お客様のご入庫分と仕上げ作業がだいぶ両立できるように

なってきた感じなので、仕上げもガンガン進めていきたいと思います(*^-^*)