おはようございます、クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
オレンジの方のベレットGTRですが、ようやくエンジン始動まで進んできましたので、本日はその内容について
紹介していきたいと思います!
先日告知していた予定よりだいぶ遅れてしまっていて、申し訳ございません・・・m(__)m
まずですね、少し前にウォーターポンプの円盤部分の高さが少し違うというブログをアップしましたが覚えていますでしょうか?
その時のブログを載せておきます!
↓ ↓ ↓
ベレットGTR(オレンジ) 注文していたウォーターポンプが・・・ この高さが違うと、ベルトをかけたときにしっかりと張れないという現象が起きてしまうというお話をしました。
新しく付ける方を引っ張って高さを合わせるという加工を行いました!
写真を見て頂くとわかる通り、高さがピッタリ一致していますよね(^^♪
これでようやく取り付けすることができます!
このように、ピッタリとはまってくれました(^^♪
ベルトもかけてみたところ、動作に問題は無さそう。
ウォーターポンプはとても大事なパーツですから、高さが違うというのが判明したときはどうなることかと思いましたが・・・(^^;)
ひとまずこの問題はクリアーです。
そして、エンジンの始動チェックに移っていきました!
ちなみに、先日紹介をしたオルタネーターの交換も完了しております(^^♪
オイルを入れ、エンジンの始動チェック・・・。
キーを回しエンジンを入れてみると・・・
なにやら「カンカンカン!!」という音が鳴る!!
その音が鳴ると同時に現場の整備士さんの顔が曇りました・・・(笑)
この、「カンカンカン」という音は、明らかにエンジン始動時の音としてはおかしな音です。
原因としては、
①コンロッドメタルが摩耗している
②バルブタイミングがずれている
などが考えられました。
もし仮に、上の二つが原因だったとしたらかなり厄介な話です・・・。
とはいえ音が明らかに上の方から聞こえてくるので、①のコンロッドメタルの可能性はないなと思いました。
なぜならエンジンの下の方に位置しているパーツだからですね。
②の可能性も探りつつしっかりチェックをしていくと、結局タイミングチェーンがたるんでいたことが原因でした!
チェーンの中心部にたるみが発生し、上の写真の印を付けた部分にチェーンが当たってしまっていたんです(^^;)
たるみを補正し、再度エンジンを始動したら正常なエンジン音に変わりましたので、無事に解決です(^^♪
ヘッドカバーやディストリビューターも装着していき、元のエンジンの姿にようやく戻りました!
エンジンヘッドの水漏れ修理から始まり、ここまで到達するのには思いのほか長い時間と労力がかかってしまいました(^^;)
そのおかげで、ベレットのエンジンについては色々な知識や経験が蓄積されましたけどね(笑)
ということで、本日はオレンジのベレットGTRがエンジン始動まで進んだ内容について紹介してきました!
残りの仕上げ作業も急ピッチで進めていっておりますので、また進捗をご報告したいと思います!(*^-^*)