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2021.02.27

MR-S TTEターボ 装着車 入庫!

クラシカ横浜の荻無里です(^^♪

 

さて本日は、最近入庫しました「MR-S TTEターボ装着車」について紹介をしていきたいと思います!

 





 

コチラが今回仕入れたMR-S TTEターボ装着車です。

TTEターボについてはご存知の方もいらっしゃると思いますが、まずはこれから説明をしていきたいと思います。

 

TTEとは、「トヨタ・チーム・ヨーロッパ(Toyota Team Europe)」の略称として呼ばれています。

このトヨタ・チーム・ヨーロッパは現在の「トヨタ・ガズー・レーシング・ヨーロッパ(TOYOTA GAZOO Racing Europe)」

の前身ともいえる組織のことです。

そもそもこのTTEという組織は何なのかというところですが、かつてトヨタの公認を受け、

「オベ・アンダーソン」というラリードライバーを筆頭に結成されたモータースポーツチームのことをいいます。

 

かつての世界ラリー選手権でカローラレビンで初優勝をしたり、セリカGT-Fourで成功を収めるなど、

1970年代~1990年代には非常に活躍をしたチームです。

 

そしてこのTTEが設計開発したボルトオンターボがこの「TTEターボ」ということでして、

2005年1月の東京オートサロンでお披露目されたのが、「MR-S TURBO TUNED by TTE」でした。

このボルトオンターボは後に市販化され、生産個数はわずか100個以下というかなり希少なもの。

今回のMR-Sはまさにこのボルトオンターボを装着している個体ということになります。

 



 

前置きが長くなってしまいました(^^;)

このMR-S自体のグレードは「Sエディション」となっておりまして、ワンオーナーカーです。

内外装ともにとても状態が良く、もしかしたら仕上げリストも軽く済みそうな雰囲気です。

とはいえそれだけではクラシカの「仕上げてから売る」スタイルの意味が薄れてしまいますので、

もちろん私たちなりの仕上げをしっかり行ってからラインナップに追加する予定です。

 





 

幌や室内も結構状態は良さそうです。

ですが少し手を加えないといけないところもあるかなといった感じです。

あとは機関と足回りに関してですね。

 

ボルトオンターボキットは、ターボチャージャー、インタークーラー、オイルパン、サブコンピューター

などで構成されているのですが、それらについても問題が無いかをしっかりチェックしてあげる必要があると思います。

あと少々ローダウンしていますので、足回り系も異常が無いかをちゃんと見てあげた方が良さそうです。

 



 

走行距離もわずか48,500kmということなので、そこも含めて良いスペックを持っていると思います!

今はベレットGTRを進めていっているところですので、仕上げにタッチできるまでは

少し先になりそうですが、これもできるところから進めていこうと思っています。

 

ということで、今回は「MR-S TTEターボ装着車」について紹介をしてきました!

一応ここでアナウンスしておきますが、今ホームページの改良作業をして頂いているところですので、

それが完全に終わってから「仕上げ待ち車両」ページに、今回のMR-Sを含めて他の車両も掲載しようと思っています。

 

そちらの方も是非お楽しみに(*^-^*)