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MERCEDES BENZ

2021.07.23

メルセデスベンツ W116 280SE 3.5 車検でご入庫!

クラシカ横浜の荻無里です(^^♪

 

さて本日は、「メルセデスベンツ W116 280SE 3.5」を車検でご入庫頂きましたので、その紹介をしていこうと思います!

 



 

コチラがその280SE 3.5です!

いわゆる”縦目のベンツ”と呼ばれるベンツですね。

このデザインが個人的にはとても好きで、私も憧れる車の一つです(^^♪

 

まず、W111型は”Sクラス”というカテゴリーができる前のモデルで、1959年~1971年まで生産されました。

当時は4ドアセダン、2ドアクーペ、2ドアコンバーチブルの3つのボディタイプがありましたが、

この280SE 3.5はクーペとコンバーチブルのみの設定でした。

 

ちなみに今回ご入庫頂いたのはクーペボディの方ですね(^^♪

 



 

人気の車種なので、もしかしたらご存知の方もいらっしゃるかもしれないですが、この280SE 3.5は

1969年から3年間のみ製造され、通常の縦目のベンツとは一線を画したハイクラスモデルとして発売されました。

 

その大きな違いとして、エンジンが通常のグレードとは異なります。

通常のグレードでは直6エンジンを搭載していますが、この280SE 3.5はV8エンジンを搭載しています。

 

当時は、2.2リッター、2.5リッター、2.8リッターと年を追うごとに排気量をアップしていて、どれも直6エンジンでした。

ですがこの280SE 3.5だけは280SEのボディに3.5リッターのV8エンジンを搭載していたんですね(^^♪

 

M116エンジンと呼ばれているんですが、ブロック本体が鋳鉄製でして、重厚感があり

スムーズな走りをしてくれるというのが大きな特徴です。

 

ちなみに当時の生産台数は合計で4,502台。

そのうちクーペボディは3,270台生産され、かなりの希少モデルと言えます。

 

現在の市場価格も当然ながらかなり高騰していて、軒並み1,000万円以上はしますし、

クーペボディより生産台数の少なかったコンバーチブルはさらに高価になっています。

 



 

コチラがそのV8エンジンですね!

今回ご入庫頂いた280SE 3.5は非常に程度が良く、機関系の方の心配もほとんどなさそうな感じでした。

しっかりメンテナンスをしてきているというのもあるでしょうが、さすがはメルセデスですね(^^♪

 

ただ、このオーナー様もなかなか乗る時間が確保できないらしく、バッテリーがかなり弱くなってしまっていました。

ですので今回はバッテリー交換は承っております(^^♪

 



 

室内はベージュの革シートです!

室内色はブラックだったりレッドだったり、個体によってそれぞれ違いますが、

このベージュ内装が一番落ち着いている雰囲気ですよね(^^♪

ずっと座っていたい気持ちにさせてくれます。

 

コンディションもとても良くて、本当にオーナー様が羨ましい限りです!

 





 

メーター周りやインパネ周りはこのような感じです(^^♪

本物のウッドを使用しているので、やはり高級感が違います。

そしてウッドパネルのコンディションも抜群でした!

 





 

そしてこのW111型の大きな特徴といえば、この「フィンテール」ですね(^^♪

当時、アメリカのキャデラックに影響を受けて、このフィンテールを採用しましたが、

当時はわりと不評だったそうですね(^^;)

 

私個人的には、このフィンテールはとてもクラシカルで良いと思うのですが、

それは今この時代だからこそなのかもしれません。

 



 

そして、ホワイトリボンタイヤもしっかり装備しておりました(^^♪

やはりホワイトリボンタイヤが一番しっくりきますね。

 

ホワイトリボンタイヤもわりと売りに出されていますし、このW111はパーツも結構あるようなので、

維持にもそこまで心配がいらないというのも魅力かもしれません(^^♪

 

ということで、本日は「メルセデスベンツ 280SE 3.5」について紹介をしてきました!

今回は車検とバッテリー交換だけですので、何もなければ車検が終わり次第すぐにご納車となります(*^-^*)