クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
今日はタイトルの通り、ベレット 1600GTRの仕上げ作業が着々と進んできていて、
3つの仕上げ内容について紹介していきます☆
まずは、「リヤガラス周りのモール」についてです!
この通り、リヤガラスが外されていますね。
今回はリヤガラスの周りに付けるモールの取り付けのためにこのような状態にしました。
モールというのはこのシルバーの部分のことですね。ちなみにアルミではなくスチール製のモールです。
実は仕入れた時にはこのモールが外されてしまっていました。
取り付けが難しく諦めてしまったのか、リヤトランクの中に「これ、付けてあげてね」
と言わんばかりの状態で置いてありました(笑)
どうもOEM供給品のようなんですが、若干大きさが合わないんです。
取り付けも難しい作業みたいで、ガラス屋さんも結構大変そうでした。
このモールの周りはゴムでカバーしてあるのですが、形が合わないということで隙間が発生して
しまっていたので、そこにはシール材を流し込み固めました。
そうすることで雨漏りの心配もありませんし、強度にも問題がなくなってきます。
こんな感じで一通り取り付けは完了!
マスキングテープで固定し、しばらく安静にしておきました。
以前ガラス交換で紹介したAMG C43の時と同じですね(^^♪
次はコチラです。
ギヤボックスの本体を抑えるゴム部品ですね。
左右に付いているのですが、どちらも溶けてしまっていて、これ以上の仕様は不可能な状態でした。
そこで新しく取り付けるのがこのゴム部品です!
とりあえずは左右の取り外しまでは完了しましたので、この付近をクリーニングしてから
新品のものを取り付けていく段取りとなっています。
最後はコチラです!
これは何かと言いますと、「ヒーターコア」です。
その名の通り、ヒーターを使用するときに重要な役割を担っている部品です。
右下の方に水色っぽい液が漏れていますよね。これはクーラントの漏れです。
これでは使えないので、一旦ラジエターに強みのある業者さんに相談してみようと思っています。
ということで、クーラントはこのように全部抜きました!
しばらくはこのままの状態になりそうですね。
なるべく早めに仕上げていかないと、リフトが埋まったままの状態になってしまいます。
このヒーターコアを外した時に、ブロアファンも一緒に取り外しています。
このブロアファンは、ファン自体は回って使うことができるので、今よりもキレイにして再使用します。
それにしても、どこもかしこも年代を感じさせる状態ですよね。(笑)
約50年、半世紀経っていますし、これが当たり前と言えば当たり前なんですけどもね。
最後にこれは整備士からの要望で載せています!
室内をこれだけバラしてヒーターコアやブロアファンを外していって、だいぶ苦労したみたいなので、
努力を共有してほしいとのことでした(笑)
これだけバラしたら、組付けのことを考えるとそれだけでも怖いですね・・・(^^;)
ということで、今日もベレット 1600GTRの仕上げ内容について紹介してきました!
この流れでいうと、おそらく先ほどのヒーター周りが結構時間の比重が置かれることでしょう。
また進捗はその都度更新していきます(*^-^*)