クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
ご成約を頂いている、ソアラ2.0GTツインターボL。
この数か月は他のお客様の入庫整備やご納車前整備が立て込んでいたので、なかなかガッツリと
仕上げ整備が進められていませんでしたが、第二工場ができてからは少しずつ仕上げを進めることができています(^^♪
まず、やっぱりリフトに上げて整備ができるというのは本当にありがたいです!
ショールームにあるリフトだけでは既にパンク状態でしたからね(^^;)
とりあえずはリフトに上げて、仕上げが必要な箇所のピックアップから始めていきました。
今のところ交換が必要な箇所としては、例えばブレーキの引きずりがあったのでブレーキ周りの交換だったり、
シフトレバーのガタがあったので、それの交換などがあります。
また、サビクリーニングも必須ですね。
足回り、下回りはわりとサビが出ていたので、できる限りリフレッシュしていこうと思っています。
ちなみに下回りはこんな感じです!
こうして全面的に見るとそんなにサビは目立っていないんですが、各パーツを近くで見ていくと結構目立つサビがあるんですね。
サビはまずできる限り削り落として、そこからアンダーコートという形で塗装をしていきます。
塗装はそんなに時間がかからないんですが、削る作業がとても大変です(^^;)
下処理が大変なのはボディの塗装と同じですね。
コチラは交換したシフトレバーです。
ガタというのは、シフトレバーを入れようとすると単純にガタガタしてしまっていたということですね。
これから仕上げ予定となっているグレーのソアラ3.0GTも似たような症状が出ているので、
もしかしたら持病の一種なのかもしれません。
そしてプロペラシャフトにもガタがありましたので交換をしました。
コチラはガタがあったプロペラシャフトの写真ですね。
どのようなガタかと言いますと、赤丸で囲った部分のゴムパーツが取れてしまってパカパカしてしまっていました。
ちなみにプロペラシャフトは、駆動力をデファレンシャルギアに伝達する非常に重要なパーツです。
このプロペラシャフトは高速で回転するので、負荷も大きくかかっているんですが、このような状態に
なってしまうととても危険なのでしっかり交換をしてあげる必要があります。
耐久性を確保するために、このプロペラシャフトは鋼鉄製のものが使用されていましたが、
最近ではレースを中心に軽量化のためにカーボン製のものも多く使われるようになっています。
ということで、第二工場稼働から少しずつではありますがソアラ2.0GTツインターボLの仕上げ作業も進んできました!
とはいえ元々の素材が良い方だったので、そんなにたくさんの仕上げ箇所は無さそうです(*^-^*)