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スバル

2021.04.08

アルシオーネSVX

クラシカ横浜の荻無里です(^^♪

 

今日は今狙っている車『アルシオーネSVX』について書いていきたいと思います☆

 

アルシオーネSVXは1991年9月に発売がスタートしました。

名前の由来は、すばる(プレアデス星団)に属している恒星であるおうし座η星の名前「アルキオネ」(Alcyone)にちなんでおり、

その名の通りスバルのフラッグシップ車としての位置づけで販売をされました。

 

デザインはジウジアーロによるもので、ドアガラスがルーフ面まで回り込んでいるキャノピー調といわれるデザインを採用。

その当時にしても、今と比較しても、非常に斬新なつくりをしていて、スバルが相当力を入れたものであることがよく分かります。

 

ですが1991年といえばバブルが崩壊した時期ですので、販売はかなり苦戦を強いられてしまいました。

1997年12月に販売が終了しましたが、約6年少々の間で累計5,944台ほどしか販売ができず、後継車も発売されることはありませんでした。

 
 

横からの写真です(^^♪ すごいカッコいいですよね!

2×2のクーペなので、ボディサイズもそこそこあります。

エンジンは3.3リッター水平対向の6気筒エンジンで、240PS/6,000rpmというスペックです。

国内では4WDのみの販売となっていて、トランスミッションも4ATのみの設定となっています。

 

グレード展開は、発売当初は「バージョンL」と「バージョンE」の2つで、バージョンLの方が高い方でした。

その後、1993年には富士重工業40周年を記念して「S40」というグレードを300台限定で発売。

バージョンEをベースとし、新冷媒対応エアコン、ブルーガラス、専用インパネを搭載していました。

1994年にも「S40Ⅱ」という限定車を300台限定で発売。同じ年に「S3」というBBSアルミや

高級オーディオを搭載した限定車を500台限定で発売。

1995年には「S4」というフロントグリルなどのエクステリアを変更したりインテリアをベージュ基調にした限定車を発売したりと、

ほぼ毎年のようにグレードを追加していました。


 

室内の写真です(^^♪

現車が無いのでリアル感が伝わらないのが申し訳ないところですが・・・(^^;)

今狙っている車シリーズですので、仕入れに成功したらもっとたくさんリアルな写真をお届けしたいと思っています(^^♪

内装の話に戻しますが、とてもラグジュアリーな雰囲気にまとめられていますよね。

当時は高級車としての立ち位置で発売されて、価格も312万円~439.4万円と、とてもハイグレードな車でした。

 

スバルとしてはそこまで高級車としてのブランドイメージが無かったため、おそらく高級車市場も狙いすましたうえでの

アルシオーネSVX投入ということだったんだと思います。

ですが、バブルの崩壊と重なって残念な結果に終わるというのは本当にもったいないし、アルシオーネがかわいそうな話です・・・。



最後に運転席周りの写真です(^^♪

よくまとまっていて、コチラもやはり高級感のあるデザインになっています。

アルシオーネSVXは高級車らしい、高速域でのステアリングのフィーリングや

直進性が非常に特徴的な車です。

2ドアクーペで高級車らしいフィーリングを味わえるというところが、ディープな愛好家たちが多くいることもうなずけます。

 

ただ、パーツが他の車に比べて少し手に入りづらいという現状はあるそうです。

アルシオーネSVXに限ったことではないのですが、壊れどころによってはパーツを作成したり

代替品でなんとかしたりと、維持にはそれなりの努力が必要になるかもしれません。

 

もしかしたら旧車初心者の方には敬遠されがちな車かもしれませんが、慣れている方や根っからの旧車好き

という方には是非オススメしたい一台ですね(^^♪

ちなみに以前、三菱GTOを狙っているというブログを書きましたが、こちらもなかなか良個体に出合うことができないでいます。

アルシオーネSVXもそうなんですが、過走行のものが結構多いんですよね・・・。

アルシオーネSVXに至っては先ほど述べたように、そもそもの生産台数も少ないので根気が必要ですね。

 

ということで今回は、今狙っている車シリーズ『アルシオーネSVX』について書いてきました!

早く皆さんに紹介できる日が来てほしいです(*^-^*)