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TRIUMPH

2021.06.19

トライアンフ TR4 入庫!

クラシカ横浜の荻無里です(^^♪

 

さて本日は久しぶりに仕入れ入庫シリーズをお届けしようと思います!

今回仕入れたのは、「トライアンフ TR4」です☆


トライアンフを取扱うのはクラシカでは初めてです(^^♪

間近で見るのは初めてでしたが、想像していたよりもコンパクトなのがとても印象でした。

 

それもそのはず。

全長は390cmと4メートルを切っており、幅も軽自動車よりもコンパクトな145cm。(軽自動車は147cmが一般的)

そして高さもありませんので、全体的な雰囲気としてはとてもかわいらしさもあるなと思いました(^^♪

 

デザインを手がけたのは、イタリアのデザイナーであるジョバンニ・ミケロッティが担当。

名前を聞いたことがある方も多いかもしれません(^^♪

 

イタリア車のような雰囲気を持っていますが、トライアンフはれっきとしたイギリスのメーカーです。

丸目のヘッドライトが寄り目なのが特徴的で、女性受けもしそうなデザインですね☆

 



 

TR4は1961年~1965年まで製造され、1965年~1967年にはマイナーチェンジされたTR4-Aが製造されました。

今回仕入れたのはTR4の方で、年式は1965年式です。

 

先代のTR3-Aをベースとしたつくりになっていて、ラダーフレームや後輪サスペンションはリーフリジッドになっています。

そのため、乗り心地は結構ハードな感じになっていますが、そのハード感が60年代の車を思わせる味があってとても良いです!

 

TR4-Aからはセミトレーディングアームに変更されているので、乗り心地はここでだいぶ変わりました。

これはもう好みの問題ですが、私はハードなタイプは好きな方なので、アリだと思っています。

 





 

内装も状態は悪くありません。

イエーガー製のメーターの存在感が強く、当時としてはかなり豪華なインテリアとなっていました。

 

また、今回のTR4は右ハンドル車となっていて、これが最大の特徴と言っても過言ではありません!

左ハンドル車が多いなか、この右ハンドルは本国仕様ということになります。

 

また、色々調べていると、どうやら正規輸入車であることも分かってきました(^^♪

 



 

エンジンが1,991ccなんですが、通常であればTR4は2,138ccが搭載されています。

日本への正規輸入車は、5ナンバー登録にするために1,991ccとして輸入されたとのことです。

 

直列4気筒 SOHCのSUツインキャブレターを搭載していて、電動ファンも追加されていました(^^♪

このあたりの機関系に関しては、それなりに整備がなされているような感じですね。

パッと見のこの写真からもその雰囲気は伝わるかと思います。

 


 

ワイヤースポークホイールの状態もよく、やはりこれが付いていると素晴らしい雰囲気になりますよねぇ。

 



 

フロントバンパー、リヤバンパーの状態も悪くなく、強いて言うならば外装と幌の仕上げが必要なくらいでしょうか。

外装は若干のブリスターとへこみなどがあるので、クラシカ塗装工場で完璧に仕上げる予定です。

 

幌はビニールの部分の変色と、幌自体の色あせがありましたので、これから塗装やビニールの張替えなどをしていこうと思っています。

 

ということで、本日は久しぶりに仕入れシリーズとして「トライアンフ TR4」を紹介してきました!

仕上がりまでお楽しみに~(*^-^*)