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2021.06.20

保証整備で入庫中のMR-2 症状が判明

クラシカ横浜の荻無里です(^^♪

 

保証整備でお預かりしているMR-2。

先日、私が長時間の試運転に行ったところ・・・なんと症状が出てしっかりと確認することができました。

 



 

少しおさらいをすると、症状としては「1時間半くらい乗っていると噴け上がらなくなる」というものです。

噴け上がらないというと、真っ先に思い浮かぶのは燃料系のトラブルですね。

例えば燃料ポンプがダメになっていたりなどが考えられます。

 

「もしかしたらガソリンの量が少ない状況で、しっかり燃料の供給ができていないのかも?」

などという予測を立てたりして、あえて燃料を少なくして試運転をしてみました。

 

また、お客様からもう少し詳しくヒアリングをしたら、「高速道路で時速80km/h~100km/hくらいで距離は50kmくらい走った後に、

一般道で少し渋滞にはまったときに症状が出た」ということでしたので、試運転は真っ先に高速道路から始めました。

 

すると・・・

なんと上記の条件で走行しても全く症状が出ません!

まさに快調そのものでした。

 

私は、

「あ~、症状が出ないということは予防整備として考えられるところをやって様子を見て頂くしかないか・・・」

と思っていたところ、首都高で渋滞にはまったんですね。西新宿JCTで中央道方面へ入ろうとしていたところでした。

ちょうど夕方の、一番混む時間帯にはまってしまったんですね。

 

「うわ~これはかなりの渋滞だな・・・。営業時間内に帰ることはできなさそう・・・。」などと考えながら、結構長い坂道をノロノロと走っていました。

すると、なんだか異臭がしてきたんですね。しかもバックミラー越しに煙が出ているではありませんか!

 

「いや、この凄まじい渋滞の中でこれは非常にまずい・・・。もし止まってしまったらかなりの人に迷惑になるし、なにより車の異変がやばいぞ」

と、結構焦りつつも平常心を保とうと必死でした。(笑)

 

なんとか初台IC(幡ヶ谷ICだったかも?)で降り、安全な側道へ避難しようとしたときでした。

まさにアクセルを踏んでも車が進まず、今にも止まりそうな動きをしたんです!

これはまずい!!と思いながらもアクセルを思い切り吹かしてなんとか側道へ避難することができました。

 

なかなかの恐怖体験でにわかに動揺しつつも、症状を出すことに成功したこと対しての安堵感と、なんとも言えない心理状態でしたね(笑)

 



 

ということで、さっそく整備士さんに電話連絡。

すると・・・

「噴け上がらないというより、回転数は上がるけど走らないという症状ならばクラッチの摩耗が原因」

という回答が来て、やはりか・・・という感じでした。

 

実は私は過去にレンタルした積載車でもクラッチ滑りが原因で走らなくなるという経験をしたことがありました。

クラッチが劣化してきていて、部品の交換をする手前の状態だったんですね。

 

その時の異臭と同じにおいがしたので、渋滞中に煙が出てその異臭を感じた時に、もしやとは思っていました。

「少し冷ませば走れるようになった」とお客様もおっしゃっていたのを思い出し、まさに症状が一致していました。

 

ということで私も30分くらい冷ましてから、なんとか自走で帰還。

途中、やはり何回か同様の症状が出て休ませながら走ってきたので、上の写真のように辺りが真っ暗になる時間帯に帰ってきました(笑)

 



 

症状が出て、仕事としては成功したと言えます。(かなり怖かったですが・・・(笑))

さっそく部品の調達からということで、まずはこれに合う部品を探しているところです。

 

案外、パーツがないものなんですね。

一度発注したものも実は在庫切れだったという連絡が来て、やむなく違うのを探して、それも在庫があるかの回答待ちです。

 

クラッチを交換するとなると、結構大掛かりな作業になります。

また少しお時間を頂くことになりますが、お客様にご連絡したら、

「症状が確認できて、原因も分かって良かった。時間は全然大丈夫ですので、宜しくお願いします」

とのことでしたので、なるべく早くしっかり直してから納めたいと思っています。

 

ということで、MR-2の症状について書いてきました!

私は過去に車が止まるという経験は仕事上何度かありますが、今回のような大渋滞の状況は

本当にまずい状況でしたので、また一つレベルアップしたような気分です・・・(笑)