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ALFA ROMEO

2021.05.18

アルファロメオ ジュリエッタ スプリントヴェローチェ 車検でご入庫!

クラシカ横浜の荻無里です(^^♪

 

さて本日は、とても珍しいお車が車検でご入庫となりました!

「アルファロメオ ジュリエッタ スプリントヴェローチェ」という、とても歴史のあるクルマです☆

 





 

とてもお洒落でカッコいいですよね~(^^♪

タイトルの通り、今回は車検でご入庫を頂きました!

せっかくですので、例によって紹介をしていきたいと思います☆

 



 

ジュリエッタの始まりは、1954年にまでさかのぼります。

デザインはベルトーネ社のフランコ・スカリオーネというデザイナーが担当しました。

 

エンジンは戦前からの伝統を受け継ぐツインカムで、1290ccの4気筒を搭載。

50ps~大きくても90psそこそこしかなかったんですが、重量が800kg級だったため、136km/hという

当時の一般販売車としては破格の最高速を誇っていました。

その後は大規模なマイナーチェンジがされたり、ワゴンタイプのモデルやスポーティモデルの

ジュリエッタ・スパイダーなども販売されました。

 

そしてこのスプリントヴェローチェはやや遅れて登場し、1956~1962年まで製造され、ラインナップとしては

このスプリントヴェローチェが最も上位に位置する高性能版でした。

 

90ps、180km/hという非常に高性能なスペックで、当時販売されていた大衆車よりは高価ではあったものの、

かつて手掛けた高級車をも凌ぐ軽快さから、その評価はとても高かったのです。

 

ちなみに”ヴェローチェ”とはイタリア語で”速い”という意味です(^^♪

 



 

エンジンは先ほども触れた通り、ツインカムの4気筒エンジンです。

正式に書くと「水冷直列4気筒 DOHCエンジン」ですね。

当時の純正としては、ウェバー製の40DC0Eキャブレター2基がセッティングされていました。

 

今回お預かりしたコチラのスプリントヴェローチェは、もう写真でも伝わってくるかと思いますが、

エンジンやキャブの調子は非常に良い状態です!

というかエンジンルーム内全体がとてもキレイなので、相当手を加えられている個体というのが一発で分かりますね。

 

引き上げ時に自走してみた限りでは、車検は問題なく一発で通ることでしょう(^^♪

 



 

室内はこんな感じに仕上がっています(^^♪

外装もですが、内装もオーナー様独自の世界観で仕立て上げられております。

ちなみにジュリエッタのモデル構成として、最もベーシックなモデルがベルリーナと呼ばれるもので、

これは4ドアでしたが、このスプリントヴェローチェは2ドアの2+2クーペです☆

 





 

ステアリングやメーター周り、インパネ全体のコンディションももちろんグッドですね(^^♪

まさにクラシックアルファといった雰囲気で、内面もも外見もずっと味わっていられる素晴らしい個体です。

 



 

最後にリヤからの写真です!とてもカッコいいですねぇ~・・・。

販売車側からの目線で言わせて頂くと、外装の状態や内装の状態もとても良く、エンジン自体のコンディションや

先ほどのキレイなエンジンルームを見てしまうと、「手放す時は是非クラシカで扱わせてほしい・・・!」という気になってしまいます(笑)

当然オーナー様はまだまだ手放す気はないと思いますけどね(^^;)(笑)

 

ということで、本日はアルファロメオ ジュリエッタ スプリントヴェローチェについて紹介をしてきました!

車検は明日通しに行って、特に問題が無ければその後すぐにご納車となります~(*^-^*)