クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
さて本日は、とても珍しいお車が車検でご入庫となりました!
「アルファロメオ ジュリエッタ スプリントヴェローチェ」という、とても歴史のあるクルマです☆
とてもお洒落でカッコいいですよね~(^^♪
タイトルの通り、今回は車検でご入庫を頂きました!
せっかくですので、例によって紹介をしていきたいと思います☆
ジュリエッタの始まりは、1954年にまでさかのぼります。
デザインはベルトーネ社のフランコ・スカリオーネというデザイナーが担当しました。
エンジンは戦前からの伝統を受け継ぐツインカムで、1290ccの4気筒を搭載。
50ps~大きくても90psそこそこしかなかったんですが、重量が800kg級だったため、136km/hという
当時の一般販売車としては破格の最高速を誇っていました。
その後は大規模なマイナーチェンジがされたり、ワゴンタイプのモデルやスポーティモデルの
ジュリエッタ・スパイダーなども販売されました。
そしてこのスプリントヴェローチェはやや遅れて登場し、1956~1962年まで製造され、ラインナップとしては
このスプリントヴェローチェが最も上位に位置する高性能版でした。
90ps、180km/hという非常に高性能なスペックで、当時販売されていた大衆車よりは高価ではあったものの、
かつて手掛けた高級車をも凌ぐ軽快さから、その評価はとても高かったのです。
ちなみに”ヴェローチェ”とはイタリア語で”速い”という意味です(^^♪
エンジンは先ほども触れた通り、ツインカムの4気筒エンジンです。
正式に書くと「水冷直列4気筒 DOHCエンジン」ですね。
当時の純正としては、ウェバー製の40DC0Eキャブレター2基がセッティングされていました。
今回お預かりしたコチラのスプリントヴェローチェは、もう写真でも伝わってくるかと思いますが、
エンジンやキャブの調子は非常に良い状態です!
というかエンジンルーム内全体がとてもキレイなので、相当手を加えられている個体というのが一発で分かりますね。
引き上げ時に自走してみた限りでは、車検は問題なく一発で通ることでしょう(^^♪
室内はこんな感じに仕上がっています(^^♪
外装もですが、内装もオーナー様独自の世界観で仕立て上げられております。
ちなみにジュリエッタのモデル構成として、最もベーシックなモデルがベルリーナと呼ばれるもので、
これは4ドアでしたが、このスプリントヴェローチェは2ドアの2+2クーペです☆
ステアリングやメーター周り、インパネ全体のコンディションももちろんグッドですね(^^♪
まさにクラシックアルファといった雰囲気で、内面もも外見もずっと味わっていられる素晴らしい個体です。
最後にリヤからの写真です!とてもカッコいいですねぇ~・・・。
販売車側からの目線で言わせて頂くと、外装の状態や内装の状態もとても良く、エンジン自体のコンディションや
先ほどのキレイなエンジンルームを見てしまうと、「手放す時は是非クラシカで扱わせてほしい・・・!」という気になってしまいます(笑)
当然オーナー様はまだまだ手放す気はないと思いますけどね(^^;)(笑)
ということで、本日はアルファロメオ ジュリエッタ スプリントヴェローチェについて紹介をしてきました!
車検は明日通しに行って、特に問題が無ければその後すぐにご納車となります~(*^-^*)