クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
さて本日は、私たち業界人しか立ち入ることのできない「USSオートオークション」の裏側について、少しだけお見せしちゃいます!
今回紹介するのはUSSオートオークショングループの中でも一番取引数が多く、日本最大級である「USS東京会場」についてです(^^♪
まず、USSオートオークションについて少しお話しします。
USSオートオークションとは大まかに言うと、業界の人たちが車を出品しセリ形式で仕入れをしていく場です。
会員制となっていまして、一般の方は守衛の段階でチェックが入るので立ち入ることができません。
会員になるにも、古物商を取得してから一年以上経過していないといけないですとか、
連帯保証人を付けないといけないなどの様々な条件があります。
USSは基本的に、出品されてセリ落とされた車両などに対して手数料を乗せて利益を得る手数料収入というビジネスモデルです。
毎週1万台以上がこの東京会場だけでも出品されているので、その規模は計り知れないレベルですね(笑)
その他に会員費などでも収益を得ています。
また、USS東京会場は東京という名前ではあるものの、実際には千葉県の野田市にあります。
東京ディズニーランドが千葉県浦安市にあるというのと、東京ドイツ村が千葉県袖ケ浦市にあるのと一緒ですね(笑)
千葉県は土地があるので、そうなっているんだと思います。
横浜からは地味に遠くて、高速道路を使っても片道で2時間くらいかかるところにあります。
今日も朝8時前には出発をしてきました。
ちなみに今日は何台か候補車があったので、その下見に行って来ました(^^♪
まずびっくりするのは、なんといってもその広大な敷地面積ですね。
その敷地面積はなんと、16万7,200坪を誇っています!
世界一のオークション会場とも言われ、東京ドーム約11個分に匹敵します。
3階から撮影した写真がコチラ!
もう地平線のさらに向こう側まで車がビッシリと並べられていますよね(笑) とにかく半端じゃないです。
ちなみに構内は、各出品コーナーごとに車が配列されておりまして、自分が下見をしたい車をそのコーナーまで行き、探すような形になっております。
これだけ広いと徒歩で探すことは不可能ですので、構内には巡回用のバスが走っておりまして、
それに乗って自分が行きたいところまで連れて行ってくれるようになっています。
なかには、自前で自転車を持ち込んで下見をしている方もたくさんいます(笑)
貸出し自転車は無いので、これは全部業者の方たちの私物ということになりますね(^^♪
まあしかし、実際はこの自転車作戦が一番賢明かもしれません。
バスも来たり来なかったりですし、なにせバスを降りてからも目的の車両まで遠いこともザラにありますので(^^;)
そして実際のセリ会場がコチラです!
A~Lレーンまでコーナーが分かれており、自分の目的の車をセリ落とすことができます。
セリ順はあらかじめ大体の時間が決まっていて、それまでに下見を済ませてセリに臨まないといけません。
待ったなしのセリは非常に緊張感があり、私も何度やってもこの緊張感が抜けないですね(笑)
そして、オークション会場内ではこのように朝食や昼食も用意されているので、一日中セリに臨む場合はとてもありがたいんです!
朝は9時頃から始まり、夜は19時過ぎくらいまでやっていますから、一日中オークション会場にこもりっきりのこともあるわけですからね。
束の間の休息といった感じです。
ということで、本日は業界人だけが踏み込めるUSSオートオークション会場について、裏側を少し紹介しました!
本当は、今日紹介した部分以外にも正直なところたくさん裏側はあります。
ですがそれらについてはいわゆる機密事項ですので、これ以上は残念ながら紹介することができません(^^;)
「業界のオークションとはよく聞くけれど、一体どんなところなんだろう?」と思われたことがある方も
多いかと思いましたので、今日は少しだけ紹介をしてみました(^^♪
最後に私の今日の成果はといいますと・・・
残念ながら全てダメでした。(笑)
セリ負けたというよりも、目的の車の状態があまりよろしくなく、セリ自体に参加もせずでした。
結果的に収穫ゼロの無駄足のように聞こえるかもしれませんが、これはこれで重要な仕事です!
やはり現車確認をしてみないと分からないところが多くありますからね(^^♪
以上、本日のブログと戦績報告でした(*^-^*)