クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
前回に、エンジンヘッドの修理をしなくてはいけないということを書いていった、オレンジのベレットGTR。
不動車となってしまう前にその他の車の作業のめどを立てて、本日一気に作業を進めていっております!
一気に進めすぎて、あっという間にエンジンヘッドが外れていました(笑)
整備士さんいわく、「エンジンヘッドの取り外しくらいならわけはない」とのことでした。
組み付けるより外す方がラクなのは分かりますが、私みたいなにわか程度ではさっぱりわからない作業でした(^^;)
エンジンヘッドカバーやキャブレター、エンジンヘッド内部のカムシャフトなどの分解も完了。
それぞれがゴチャゴチャにならないようにしっかり保管をしておきます。
また、せっかく取り外したので、パーツクリーナーなどでキレイにするのと、状態の確認まで行っておきます。
そして分解後のエンジンヘッドがコチラです!
ここまで分解をして、外注先へ持ち込むということになります。
その前に、念のため水漏れの確認を再度チェックしていきました。
写真のように左の方から数えて1番~4番までの燃焼室に水を垂らしていきます。
事前調査では1番と4番が怪しく、特に4番は症状が顕著に出てしまっていました。
今回は分解してあるので、さらに内部の方を光を照らして見ることができます。
順番に垂らしていったところ、やはり4番が一番症状が出てしまっていました。
ここまで調査をしておけば、外注先に持って行ったときに色々と情報を伝えられてすぐに作業に取り掛かって頂けます(^^♪
これはエンジンヘッド表側の写真です。
先日も赤丸をして、クラックが入っている箇所を紹介しましたよね。
分解前だったので少し見えづらかったんですが、分解したらこのとおりハッキリとクラックが確認できました。
ちなみに、このように穴をふさぐ作業というのは、それ自体が悪いことではありません。
応急処置のようなものではありますが、しっかりと穴をふさぐ作業をしてあげれば大きな不具合にはなりません。
ですが、今回のこの状態をみると、正直なところあまり丁寧にやった作業とはいえなかったですね。
もちろん経年劣化などもあるとは思いますが(^^;)
今回外注先にお願いをするのは、このベレットGTRたちはビシッと仕上げて販売をしたいという想いなので、
オーバーホールのような作業をすることになりました。
ということで、ベレットGTR(オレンジ)のエンジンヘッド修理がこれから進んでいきます!
修理が完了したら完成までいよいよ大詰めです(*^-^*)