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2021.04.26

MR-S TTEターボ 試運転と塗装作業



クラシカ横浜の荻無里です(^^♪

 

先月に仕入れたMR-S TTEターボの作業順が回ってきましたので、今日は作業前の試運転と塗装の内容について紹介します!

 少しおさらいからします!

このTTEターボというのは、「トヨタ・チーム・ヨーロッパ(Toyota Team Europe)」が設計開発した

ボルトオンターボで、市販で生産された個数がわずか100個以下という希少なものでした。

このMR-Sにはそれが搭載されているということですね。

 

一体どんなものなのかと、期待をしながら試乗をしてみました!

その感想を一言でいうと・・・

凄まじく早いっ!!!

 

正直、ここまでの加速力とは思いませんでした(笑)

車重が970kgと、1トンもない軽量ボディなので、もちろんそれも大きく影響していることでしょう。

2速から3速へ切り替えて踏み込んだときくらいから、グーッともの凄い加速力を発揮してきます。

 

残念ながら一般道でしか試乗をしていないので、それ以上のギアに切り替えて踏み込むということまでは

できなかったんですが、これはかなり面白い車です!!

これを言っていいのか分かりませんが、仕上がったら私が購入したいくらいです(笑)

さすがはプロのレースチームが設計開発しただけのことはあると思います。

 





 

ということで、私が試乗した感想でした(^^♪

それほど面白い良い車なので、これからしっかり仕上げていきます!

その仕上げ作業の第一段階として、塗装の作業から始めております。

 

仕入れ後にみがき作業をしたのですが、その時にリヤエンジンフードが写真のように塗装の色ムラが発見されました。

結構ガッツリみがき作業をしても、ここだけはどうにもならなかったんですね。

 

不幸中の幸いだったのは、エンジンフードのみがこのようになっていて、その他の部分は問題なかったことです。

とはいえエンジンフードを塗装するとなると、他の部分にもぼかし塗装を施工しないといけませんから、少し範囲は広くなります。

 



 

さっそく下処理から進めていっております!

これは足付けの作業ですね。ペーパーで表面を研磨する作業です。

この作業後に脱脂の作業を行い、サフェーサーを塗布していくことになります。

 



 

その後、実際のボディ色と色を合わせるために調色作業をします。

赤丸印のところに、実際に調色をした塗料を吹きかけたサンプルを乗せていますね。

こうして実際のボディ色と色合いが違わないかを確認していきます。

 

ちなみに、塗料を調色するときは基本的には車のコーションプレートに書かれている色記号を見ます。

その色記号を専用の検索データへ打ち込むと、どの塗料を何cc入れて作ればいいかが分かるシステムがあります。

その調色データを見ながら塗料を混ぜていけばいいのですが、実際の車の色合いとは異なる場合があります。

 

それは年数が経つにつれて、塗装の色合いが変わってしまっているからですね。

ただ単純にデータ通りに調色をすればいいのであれば、私のような素人でも簡単にできます。

ですが実際の車の色合いと合わせる技術は、やはり長年の経験と勘が必要になってきます。

微妙に塗料の配分を変えて調整するということですね。

 





 

本日、いよいよ塗装作業に取り掛かっております!

ここまでの作業で約3日足らず・・・

全て一人でやっているとは思えないほどのスピードですね(笑)

塗装完了後はみがきをしていくので、それが終わった後の仕上がりが楽しみです。

 

ということで、今日はMR-S TTEターボの試乗の感想と塗装の作業について紹介してきました!

塗装完了後は機関系チェックに移りますが、以前に少し見たときはそんなに仕上げるべき箇所は無さそうでした。

早めに仕上がる可能性が高いので、販売までお楽しみに(*^-^*)