クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
先日仕入れシリーズで紹介した「いすゞ 117クーペ ハンドメイド車」をリフトに上げ、仕上げ項目のチェックを行っております!
いつも通りの光景ですが、やはり希少なハンドメイド車がリフトに上がっていると、
お店の目の前を通った方などからかなり声を掛けられます。
中には車で通りかかったときにチラッと見えて、わざわざUターンしてから見に来られる方もいらっしゃいます(笑)
そんな大人気のハンドメイドの117クーペですが、現在仕上げ作業のチェック中です!
タイトルにも書きましたが、状態はまずまずといったところです。
まずまずというのは少し抽象的なので、もう少し具体的に言うと、
「確かに悪いところもあるけど年式的に見れば良い方で、致命的なところが無く仕上げ作業も進めやすい方」
といったところだと思います。
ではもう少し詳しく、例えばどのような箇所が仕上げ候補なのかについて4つほど紹介していきます(^^♪
まず1つ目はマフラーです。
写真のように穴あきがみられるのと、溶接をして継ぎはぎをしている部分がみられます。
これはここだけに限ったことではなく、各所にあります。
さすがにここまでくると交換をした方が良いので、マフラーの製作を外注にお願いしようと思っています。
そして2つ目は、お決まりのゴムブッシュ類ですね!(笑)
足回りだけでもほぼ全数交換レベルの状態ですので、また順番に交換をしていくことになります。
ベレットでもこのブッシュ類については紹介をしてきましたが、あまりにもボロボロの状態が多いので、
「過去のオーナーさんたちはあんまり気にしなかったのかな?」と、ちょっとだけ意地悪な気持ちになってしまいます(笑)
3つ目はタイヤハウスや下回り、ブレーキ類のクリーニング作業です。
ご覧のように、タイヤハウスはボロボロの状態ですよね。
過去にアンダーコートをして、それがボロボロになってしまっているのかもしれないです。
下回り前面にクラックや剥がれが生じてきているので、ブレーキ類のクリーニングと併せて、
この作業も結構な時間がかかりそうなニオイがします・・・。
最後4つ目は、室内のチェックです。
室内はそこまで大きな作業となるものは無さそうですね。
リヤシートの背もたれにガタつきがあったり、タコメーターの針が不安定だったりと、
わりと細かい部分についてやることが多そうです。
シートそのものや内張りの状態も良いですし、そこはかなりプラスポイントだと思います(^^♪
ということで、4つだけですが例を挙げて紹介をしてきました!
おまけとして紹介しますが、電動ファンが装着されていました☆
写真の丸で囲った部分がその証拠ですね(^^♪
ところどころこういったプラスポイントがあるので、冒頭に申し上げたように「まずまず」な状態だと言えます。
そして最後におまけのおまけとして・・・(笑)
「昭和のクルマといつまでも」という、BS朝日で毎週水曜日の夜22時~放送しているテレビ番組から突撃取材を受けました!
全くアポとかも無く、ホントに突撃でした(笑)
その時にこの117クーペについて紹介をして、結構お話をさせて頂きました。
放送されるのかはわからないですが、もしかしたらそのうち出演してるかもしれないので、是非皆さんチェックしてみて下さい(笑)
ということで、本日はハンドメイドの117クーペについいて、詳細を書いてきました!
仕上げ作業はまだこれからですが、レストアされていく様をお楽しみに(*^-^*)