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ALFA ROMEO

2021.03.18

アルファロメオ164 パワステ修理が進行!

クラシカ横浜の荻無里です(^^♪

 

仕上げ作業完了間近ににパワステオイルがだだ漏れしてしまい、修理に出しているアルファロメオ164。

海外に注文していた部品もようやく入荷し、作業が進み始めましたのでご報告です(^^♪

前回の登場から約2か月くらい経っていますので、前回のブログも載せておきます!

 

アルファロメオ164 Q4 もうすぐ完成・・・


 



 

まず、なぜこんなにも時間がかかっていたのかと言いますと・・・

そもそも部品探しにも時間がかかり、やっと見つけて注文をしたものの、海外からの部品到着も遅かったという理由ですね。

シールセットを探していたのですが、なんと今回はロシアにありました。

注文手続き自体はスムーズにいったので良かったんですが、船便での輸送だったので到着までに約1か月以上を要しました。

 

海外からの部品注文は、ペリカンパーツなどのいわゆる仲介会社を利用しての輸入ではなく、

基本的には海外の各業者さんと直接の取引をしています。

一見ネットでは販売しているように見えるパーツでも、実際に問い合わせてみると『モノが無いんだよ~』などと言われることもしばしば。

今回のロシアの業者さんはしっかりしていて、すぐに手配をしてくれました!

このように実際に取引をさせて頂いた業者さんもだんだん増えてきて、これもクラシカの武器になりつつあります。

 





 

話を修理の方に戻します!

パワステラックとギヤボックスの分解が完了し、今回の原因について詳細が判明しました。

写真のオイルシールリテーナーという部品にクラックが入っており、油圧がかかったときに

おそらくここからオイルが漏れだしていたのではないかと考えられます。

このように原因が分かって良かったです(^^♪

 

オイルシールリテーナー自体の部品はすぐに見つけることができなかったので、今回は

アルミを削り出しての製作を外注業者さんにお願いをしました。

 





 

またそれに伴い、写真のピニオンギアのロックナットカバーも開封時に壊さなければいけないので、製作をして頂きます。

先方によりますと、全く同形状にはできないけれども、機械加工でカバー部品の製作が可能だそうです。

こういうのは非常に心強いですね(^^♪

 

できればクラシカで一括してできれば一番良いのですが・・・

なかなかそこまでは現状厳しいので、製作作業までして頂けるのは非常に助かります。

 



 

そしてこのタイロッドブーツの交換までお願いをしております!

だいぶ前に入荷をしており、このタイロッドブーツを交換しようとしていたら、

その時にちょうどパワステオイルが漏れ始めました(^^;)

先日持ち込みをしたんですが・・・

なんとサイズが合わないという連絡が!

どうもその理由が、この164は4WDのQ4というグレードなので、4WD用のブーツではないのでは?とのことでした。

これはもうしょうがないですね。とりあえずもう一度部品探しを試みようと思います。

 

ということで、アルファロメオ164の修理が進みだしております!

ですが・・・正直なところ、販売をするかどうかは現在検討をしているところです。

理由としては、売値を付けるのが非常に難しいというところですね。

それは当然原価と照らし合わせてということになるのですが、想定外の修理が数多く発生してしまいました。。。

まだどうするかはわからないですが、もし販売ということになりましたらもちろんお知らせしていきます(*^-^*)