クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
さて本日もベレット1600GTRについて書いていくんですが・・・
これまで紹介してきたベレットGTRではなく、仕上げ待ち車両として置いていたもう一台のベレットGTRについてです!
それがコチラ!
去年の夏ごろにブログで登場していたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
いよいよ順番が回ってきまして、リフトに上げて仕上げ箇所のチェックを進めています。
このベレットGTRは1971年式のいわゆる前期型にあたる個体です。
フロントバンパーやリヤテールのデザインが後期型とは違っているのが特徴ですね!
オレンジの方は後期型でが、どちらかと言えばこの前期型の方が珍しいのかなと思います(^^♪
タイヤを四本とも外し、足回りと下回りのチェックをしていっております(^^♪
ちなみに装着されていたホイールはクロモドラ!
ネットで検索すればいくつか出てはきますが、今となっては希少の分類に入るホイールですよね。
クロモドラホイールはイタリア製でマグネシウムが素材となっております。
かつてはアルファロメオ、フェラーリ、ランチア、ランボルギーニなどのヴィンテージカーに
装着されていましたが、時が経つにつれていつしか消えていってしまいました。。。
ですがこの時代の車には、やはりクロモドラはとてもよく似合います☆
話を仕上げの方に戻します!
ブレーキまわりですが、だいぶ年季がはいっています。
これはオレンジのベレットGTRでも紹介した、ブレーキローターの研磨が必要になってきますね。
ブレンボキャリパーも外して、再塗装が不可欠です。
ですが、なぜかブレーキホースだけ新品が付いていました(笑)
上の画像でいう、左の方に垂れている細長いホースのことですね。
ブレーキホースだけは新品でしたが、それ以外に手を加えている形跡はまるでなかったため、
ホースだけかえて他は諦めたのか?などと、色々憶測が浮かびます(^^;)
ゴムブッシュもヤレを通り越して朽ちていっています。
オレンジの方と同様に、こちらも交換していく必要がありますね。
ガソリンタンクからも漏れが生じてきています。
一度タンクごと外して、中を洗浄したり漏れ対策を講じないと非常に危険です。
コチラはショックの下あたりの部分です。
本来であれば赤丸をしたところにゴムブッシュが付いているはずなのですが、むき出し状態になっていました。
しかも両側ともにです。
これでは金属同士が直接こすり合ってしまうので、次第にすり減っていきます。
最悪の場合、すり減りを通り越してちぎれてしまう恐れがありますので、そうなっては車を走らせるどころの話ではありません。
・・・と、色々と仕上げ箇所をピックアップしていっていますが、正直なところかなりやるべき箇所は多いですね。
オレンジのベレットGTRもそこそこありましたが、こちらの方はそれ以上に仕上げ箇所が多いです。
ですが、それを綺麗に仕上げて販売するのがクラシカの強みです!
しかもこの前期型は冒頭にも申し上げたように希少車ですから、しっかり仕上げていく価値は十分にあります。
時間は結構かかりそうですが・・・こちらの前期型ベレットGTRについても、これから随時更新していきます(*^-^*)