おはようございます、クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
昨日に引き続き、メルセデスベンツ450SLCのエアコンコンプレッサー交換について書いていきたいと思います!
まず、取り外したコンプレッサーがコチラです。
製造年などは書いていないので、どのくらいもったのかまでは正確にはわかりませんが、もし新車当初から付いているもの
だったとすれば、約40年間はもったということになります。年季の入り方からその可能性もありますね(笑)
そして今回準備したのが、コチラのリビルト品コンプレッサー!
実はこれ、当店の整備士さんがストックしていたものだったんです!
あんまり使うことはないので、何かの時に使えればと思って置いてあったようなんですが、ここにきてようやく使う場面が来ました(笑)
ちなみに最近整備入庫が続いたこともあり、今回は通常よりも安価でご提供させて頂きました☆
そしてここからが結構重要な作業です。
なにかと言いますと、クーラーガスを適合させるための作業です!
このリビルト品は、R12冷媒ガスという旧型の冷媒ガス用コンプレッサーオイルが入っていました。
現在はR134a型が適合となっておりますので、コンプレッサーオイルを入れ替えてあげないといけません。
過去代替フロンガスについて詳しく書いたブログがありますので、是非そちらもご参考に(^^♪
↓ ↓ ↓
猛暑になると必ず出てくる問題・・・ ということで、上の写真のようにR12用コンプレッサーオイルを抜いていきました!
ちなみにこのエアコンコンプレッサー、めちゃくちゃ重たいです・・・(^^;)
なのでこのように木材を土台にしてオイルを抜いていきました(笑)
しっかり抜き終わった後は、R134a対応のコンプレッサーオイルを入れていきました(^^♪
量でいうと、大体100mlくらいですかね。
コンプレッサーをステーに取り付け、取り付け準備が完了。
このように無事に組み付けが完了しました!
昨日のブログでもお話ししましたが、取り外す方が大変でしたので、取り付けはそこまで時間をかけずに済ませることができました(^^♪
また、クーラントの再補充も完了です。
そして、ガス圧をチェックしていきました。
このガス圧が正常であれば作業としては無事に成功となります。
これをつないだまま一晩置いてみて、翌朝にチェックをしたところ漏れはなく、ひとまず問題は無さそう。
その次に上の写真のようにクーラーガスを注入して、実際にエンジンをかけます。
これで正常にエアコンが効けば全て成功・・・
エンジンをかけてみたところ、無事にエアコンが効きました!!
ホッとする瞬間ですね・・・(笑)
ということで、メインのエアコンコンプレッサー交換作業が完了しました!
最後に一つだけ!
左ブレーキ球が切れていたので、こちらも交換をしました(^^♪
シーズンは過ぎたものの、無事にエアコンが元通りになり良かったです(*^-^*)