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MERCEDES BENZ

2021.09.29

メルセデスベンツ450SLC エアコンコンプレッサーも・・・②

おはようございます、クラシカ横浜の荻無里です(^^♪

 

昨日に引き続き、メルセデスベンツ450SLCのエアコンコンプレッサー交換について書いていきたいと思います!

まず、取り外したコンプレッサーがコチラです。

 

製造年などは書いていないので、どのくらいもったのかまでは正確にはわかりませんが、もし新車当初から付いているもの

だったとすれば、約40年間はもったということになります。年季の入り方からその可能性もありますね(笑)


そして今回準備したのが、コチラのリビルト品コンプレッサー!

実はこれ、当店の整備士さんがストックしていたものだったんです!

 

あんまり使うことはないので、何かの時に使えればと思って置いてあったようなんですが、ここにきてようやく使う場面が来ました(笑)

ちなみに最近整備入庫が続いたこともあり、今回は通常よりも安価でご提供させて頂きました☆


そしてここからが結構重要な作業です。

なにかと言いますと、クーラーガスを適合させるための作業です!

 

このリビルト品は、R12冷媒ガスという旧型の冷媒ガス用コンプレッサーオイルが入っていました。

現在はR134a型が適合となっておりますので、コンプレッサーオイルを入れ替えてあげないといけません。

 

過去代替フロンガスについて詳しく書いたブログがありますので、是非そちらもご参考に(^^♪

↓ ↓ ↓

猛暑になると必ず出てくる問題・・・


 

ということで、上の写真のようにR12用コンプレッサーオイルを抜いていきました!

ちなみにこのエアコンコンプレッサー、めちゃくちゃ重たいです・・・(^^;)

なのでこのように木材を土台にしてオイルを抜いていきました(笑)

しっかり抜き終わった後は、R134a対応のコンプレッサーオイルを入れていきました(^^♪

量でいうと、大体100mlくらいですかね。



コンプレッサーをステーに取り付け、取り付け準備が完了。

このように無事に組み付けが完了しました!

昨日のブログでもお話ししましたが、取り外す方が大変でしたので、取り付けはそこまで時間をかけずに済ませることができました(^^♪

また、クーラントの再補充も完了です。



そして、ガス圧をチェックしていきました。

このガス圧が正常であれば作業としては無事に成功となります。

 

これをつないだまま一晩置いてみて、翌朝にチェックをしたところ漏れはなく、ひとまず問題は無さそう。

その次に上の写真のようにクーラーガスを注入して、実際にエンジンをかけます。

 

これで正常にエアコンが効けば全て成功・・・

エンジンをかけてみたところ、無事にエアコンが効きました!!

ホッとする瞬間ですね・・・(笑)

ということで、メインのエアコンコンプレッサー交換作業が完了しました!

最後に一つだけ!

左ブレーキ球が切れていたので、こちらも交換をしました(^^♪

 

シーズンは過ぎたものの、無事にエアコンが元通りになり良かったです(*^-^*)