おはようございます、クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
さて本日は、管理ユーザー様のメルセデスベンツ450SLCについて書いていきたいと思います!
今回は、エアコンのコンプレッサー交換でご入庫を頂きました!
7月末にクーラーが効かないということで入庫し、ガスチャージをしましたが、今回いよいよコンプレッサー不良となってしまいました。。。
ちなみにコンプレッサー不良になると、もちろんですがエアコンが効かなくなります!
9月下旬ということで、猛暑のシーズンが過ぎてからのタイミングだったのでまだ良かったとお客様もおっしゃっていました(^^;)
一旦チェックだけしてみた際に、コンプレッサーが下の写真のような状態になっていました。
丸で囲ったのがコンプレッサーで、なにやら緑色の液体が付着しているのが分かるかと思います。
これが今回の大元の原因です!
そうです、コンプレッサーオイルが漏れてしまっていたんですね・・・。
ちなみに”蛍光剤”というのが入っていてですね、その蛍光剤の影響で写真のように緑色になっています。
この蛍光剤とは、どこからガス漏れが発生しているのかを見つけるために目印になるものです!
ブラックライトで照らすと、蛍光色が見えるということです(^^♪ ちなみに今回のように肉眼で見える場合もあります。
また、予想にはなりますが、おそらくコンプレッサー本体のシール剤に限界がきて、漏れが発生してしまったんだと考えられます。
ちなみにコンプレッサー本体は、エンジンルーム下の大体このあたりに位置しています!
コンプレッサー自体の大きさもそれなりに大きいですし、周囲にスキマもあんまり無いため。少しばらす必要があります。
もう少し分かりやすい画像がコチラですかね。
下から引っ張り出そうとするならサスペンションメンバーを外さないといけないので、そんな大そうなやり方をするより、
他のパーツを外していった方が良いということで、作業を開始していきました。
まずは電動ファンを外していきました!
電動ファンは前回ご入庫頂いた時に新しいものに交換しましたよね(^^♪
その時のブログ
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メルセデス450SLC オルタネーターと電動ファン 次はラジエターです。
長年外されたことがなかったためか、かなり強めに引っ張り出してもビクともしない!
このまま力任せに引っ張るのは良くないので、KURE556をスキマに塗布したところ・・・
スルっと抜けてくれました(笑)
ちなみに、もちろんあらかじめクーラントは抜いてから作業をしております。
またこの450SLCはですね、ATオイルをラジエター本体につなぎ、冷やすということもしているんです。
ラジエターの内部にですね、このATオイルを冷やす装置が入っているんです!
ですのでコンデンサー本体にはATオイルをつないだ配管もあり、取り外す際には写真のように若干オイルが垂れてしまいます。
今回はATオイルは関係ないので、配管にフタをしてオイルが流れ出ないようにしました!
ということで、周辺パーツの取り外しが完了し、コンプレッサーの取り外しまで終えることができました!
ちなみにコンプレッサー本体はですね、周辺パーツを外していくらか作業しやすくなったものの、
なかなか外れてくれなくて結構時間がかかりました(^^;)
とはいえ外すまでが一山でしたので、これから組み付けとなっていきます!
まだまだ他にもやることがあり、その作業は明日のブログでも紹介しようと思いますので、是非ご覧ください~(*^-^*)