クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
外装を全塗装中のマツダ コスモLは、同時進行でダッシュボードの修理も行っております!
今日はその内容を紹介したいと思います(^^♪
まずはおさらいのために、どのような状態だったかの写真を載せておきます。
これはもうひび割れのレベルとかではないですよね・・・(笑)
大きな割れが3箇所もあり、その他細かいひび割れも確認できます。
作業のスタートは、まずはパテでこの大きな穴を埋める作業から始めました。
写真のような状態のことですね。一回パテを入れた後は研いでいきます。
次は、ガラスマットを被せてこのダッシュボードの形に合うように切っていきます。
このガラスマットとはいわゆるFRPのことです。DIYなどでも使われることがあるので、ご存知の方も多いかもしれませんね(^^♪
このガラスマット自体はそれ単体で使用するものではなく、樹脂系の材料と組み合わせて使用します。
例えばポリエステル樹脂、エポキシ樹脂などですね。またはカーボンの形成の際に補強材としても使われます。
この補強された樹脂のことを、「繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)」といい、
頭文字をとって「FRP」と呼ばれています。
このガラスマットは強度がかなり増すので、造形作品を作成する際には欠かせない存在となっていて、
今回のようなダッシュボードの再生作業でも大きな役目を果たしてくれます(^^♪
ですが使用する際の注意点としては、ガラス繊維が飛散しやすいので防塵防毒マスクと作業着の着用は必須です。
このガラス繊維は吸い込んだりすると人体にあまりよくありません。
ガラスマットを施工した後は、このような状態です。
研いだ後、もう一回パテを入れています。
その次はサフェーサーを塗布していきました!
ここまででもかなり修復が進んできていますよね(^^♪
ズームアップをするとこんな感じです。
下の写真は光の加減で白っぽく映ってしまっていますが、実際は上の写真のような黒っぽい色をしています。
そして塗装作業まで行ったのがコチラ!もうほぼ完成しております☆
ここでもう一度ボロボロ状態のダッシュボードの写真を載せておきます(笑)
その違いがよく分かって頂けると思います(^^♪
割れ部分の修理ももちろんですが、色ツヤやハリなども出ています。
実際にコスモに取り付けをしたら、かなりパリッとなるでしょう!
ということで、今日はマツダ コスモLのダッシュボード修理について紹介してきました(^^♪
実際に装着したときの写真はまた追って載せたいと思いますので、お楽しみに~(*^-^*)