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MERCEDES BENZ
2021.12.11
おはようございます。
クラシカの上村です(^^♪
今回のクラシカブログでは
ショールーム内でも目玉車種の一つである
メルセデスベンツ500Eの紹介をしていこうと思います。
今も昔も変わらずファンを熱狂させるメルセデスですが
ポルシェとのコラボ車両が存在します。
それがベンツ500Eです。
メルセデスとBMWとポルシェは
当時、レース業界でもライバル関係にありました。
ある意味敵対する関係の2社が協力して一つの車を作り上げるというのは
面白い話ですよね!
同じ車のエンブレムだけを変えるOEMとは訳が違います。
正真正銘「新たな車」を2社が協力して作り上げるのです。
ワクワクしちゃいますね(*^^*)
メルセデスベンツ500Eは発表時のプレスリリースでこんな表現をされました。
羊の皮を被った狼
これは正にその通りの表現です。
どういう事かというと見た目(骨格)に対して
中身がえげつない仕様だという事。
ベンツ500Eの寸法は
全長:4755mm
全幅:1795mm
全高:1410mm
ホイールベース:2800mm
です。
欧州車としてはミディアムクラスの寸法に位置づけられます。
現行のクラウンより少しコンパクトなくらいです。
車両重量も現行クラウンが約1900kgなのに対し
ベンツ500Eは約1700kgです。
やはりミディアムクラスのボディサイズという表現がピッタリですね。
ではなぜこのベンツ500Eが羊の皮を被った狼、モンスターマシンと呼ばれるかを紹介していきます。
このモンスターマシンが詰んでいるエンジンは
M119型 V型8気筒DOHC 4,973cc
約5000ccの大型V8エンジンをあのコンパクトなボディに収めているという事になります。
分かりやすく言えば
Sクラスに搭載するエンジンをコンパクトなEクラスに搭載したようなものです。
大型車に比べれば軽量コンパクトな部類のボディにそれだけのエンジンを積めばその走りは…それはもう軽快で優美なものでしょう。
これを実現させる為に
メルセデスをベースに、チューニングをポルシェに任せたというのが
コラボレーションの内容です。
元々のボディにこの大型5Lエンジンを搭載するのは無理な話なので
ボディの作り直しが必要でした。その部分をポルシェが手掛けます。
ポルシェならではの美しいフォルムを表現しながら、大型のV8エンジンを搭載する事が可能になりました。
張り出したフェンダーが
上品な見た目からも中身が狼のようなパワーを持つ事をひっそりと伝えてくれています。
クラシカ横浜では
低走行距離で状態も良好なメルセデスベンツ500Eを展示しております。
車両詳細ページへ
興味をお持ちいただけた方は是非お問い合わせ下さい(^^♪
という事で今回はメルセデスベンツ500Eの紹介をさせていただきました。
他にもこの500Eに関しては面白いストーリーがあるので近々紹介したいと思います。
今となっては名車の500Eも当時は「ビジネスの失敗」とされたそうですよ( *´艸`)
それではまたお会いしましょう。
クラシカの上村でした。