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いすゞ
2022.02.07
おはようございます!
クラシカ横浜の上村です(^^)/
今回は国産クラシックカーの横綱とも言える
いすゞ117クーペを紹介します。
当店で販売予定ですが
まだまだ手をかける必要があり
販売の目処がたっていない個体です。
リアの曲線が美しすぎますね。
当時のプレス機では再現できず、イタリアから
板金職人が来て技術を伝えながらハンドメイド生産となった逸話は有名ですが
改めて見るとその繊細さが頷けます(;゚д゚)ゴクリ…
ジウジアーロデザインを
半ば無理やり実現したとも言えるこの名車は
月産台数30~50台ほどだったそうです。
執念がスゴイ…
こちらはルーフサイドのモール部分
この2トーン部分も手作業の削り出しなんだとか。
ただしこれに関しては確証が無いので詳しい方いたら逆に教えていただきたいです<m(__)m>
これからかなりの部分を補修する必要がある1台です。
モール部分もフロントガラス左の部分はサビてしまっています。
塗装もぱっと見はキレイですが
よく見るとブリスターが多数…
一度塗装を剥がして錆処理をしてから全塗装になる可能性が高そうです。
続いて内装
うーーんキレイ!
しかしこのクラシカルなデザインとウッドの高級感がたまりませんね…
ウッドパネルは木を薄く削ったものを貼り付けるのが主流ですが
この117クーペは台湾楠を厚く削り出しているのだとか。
細部にこだわりが感じられていちいち魅力的です。
しかしながらシートは割れていました。
年式からすると仕方ない部分ではありますが
こちらもしっかりと張り替える必要があるのかと思います。
といった感じでざっと目視しただけでも
手のかかる部分がたくさん!
これからリフトにあげてエンジンや足回りなどを詳細までチェックすると
どれだけの課題が出てくるのでしょうか…
無事に販売開始になるまで
長い旅路のスタートラインにようやく立てるか
といった状態のこの117クーペですが
全世界で2,458台しか生産されていないとされる
貴重な貴重な初期型なので
この価値を噛みしめながら引き続き進捗を見守っていこうと思います(^^♪
それではまたお会いしましょう。
クラシカ横浜の上村でした(^^)/
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