おはようございます、クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
さて本日は、ベレット1800GTについて紹介していきたいと思います!
前回のブログで、まさかの白煙を噴いているという事実が発覚し、またもやエンジンを
降ろしての点検が必要になった、このベレット1800GT・・・。
調子が良さそうに見えても、やはり試運転を重ねることによって突き詰めて状態を調べる
ことができるので、走り込んで調べて良かったです(^^;)
ということで、エンジンを降ろしていきました!
もう最近はベレットのエンジンを降ろしまくっていますね(笑)
回数を重ねるにつれて、作業をしてくれている整備士さんのスピードが
早くなっているような気さえします。(笑)
ちなみにだいぶ前にはなりますが、エンジンルーム内は板金塗装処理が完了しているので、
とてもキレイな状態になっています!
逆に言えばエンジン以外の部分はかなりリフレッシュしました(^^♪
降ろしたエンジンがコチラ!
さて、これから分解していきますが、どんな状態かドキドキです・・・。
上物を外した状態がコチラ。
この時点でもかなり黒ずんでいるので、怖くなってきます・・・。
ピストンなども外し、ある程度バラして裸にした状態はこんな感じでした。
状態について結論を申し上げますと・・・
残念ながら結構悪い状態でした・・・。
いわゆる「オイル下がり」という症状が出てしまっているんですね。
バルブステムシールと呼ばれる、エンジンヘッド内のバルブガイドに組み付けられ、
ヘッド内に供給されるエンジンオイルが燃焼室内に流入するのを防止するシールが
あるんですが、それがバラバラになってしまっていたとのことでした。
材質はゴムなのにもかかわらず、劣化が進みこのような状態になってしまったみたいですね・・・。
そして各パーツ類も一つ一つチェック。
使えるものは使っていきますが、ヘッドガスケットなど再使用ができないものは
別で調達していくことになります。
これまでベレットGTRに搭載されている、G161型エンジン(ツインカムエンジン)のオーバーホールを
してきましたが、どうやらシングルカムのこの1800GTのエンジンとは構造がだいぶ異なっているようで、
どちらかというとこちらのエンジンの方が複雑になっているとのことでした。
なのでこれまで仕入れてきたパーツのルートでは仕入れられないものも多く、今はパーツの調達をどこから
していくのかというのが問題となっています(+_+)
やはり旧車は一筋縄ではいかないですね・・・。
時間がかかってしまうことが確定してしまいましたが、一つ一つクリアしていってしっかりと組み上げて
いきたいと思います!
ということで、本日はベレット1800GTのエンジンについて紹介をしてきました!
YouTubeの方でもオーバーホールの様子を公開しますので、そちらも是非お楽しみに~(*^-^*)
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