おはようございます、クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
さて本日は、最近仕入れた車について紹介していきたいと思います!
今回仕入れたのは、「フィアット X1/9」です☆
この車は市販されている数も少なくて、最近では結構珍しい部類に入っていますね。
フィアットX1/9は1972年から販売をスタートし、その後1989年まで製造されました。
約17年間というのはとても長いですよね(^^♪
もちろんその間にマイナーチェンジなどを繰り返していますが、この車も排ガス規制の影響を受けた車の一つです。
また、デザインはマルチェロ・ガンディーニが行い、サスペンションやパワートレーン系ではジャンパオロ・ダラーラが
担当した車としても有名なのがこのフィアットX1/9です☆
今回仕入れたX1/9は、1978年式の1300ccです(^^♪
1500ccモデルも同じ1978年から販売されていますが、今回は1300ccの方となっております。
エンジンはミッドシップで、世界で初めての量産型ミッドシップカーとも言われています。
エンジンは直列4気筒のSOHCで、最高出力は75ps。
正直なところパワー不足は否めませんが、車重1トンを切っているのでそこまでの鈍足感は感じられませんでした。
バシバシ飛ばすというよりも、この年代のミッドシップをシンプルに楽しむという意味では、とても魅力的な車です(^^♪
また、399×157×117(長さ×幅×高さ)という非常にコンパクトボディなので、街乗りでもなんなく走行できるのも良いですね☆
また、パーツの供給も多くあるので、1970年代を楽しみたいという旧車初心者の方にも合っているかもしれません。
コチラがエンジンルームです。
このフィアットX1/9はラジエターが弱く、オーバーヒートが弱点なんですが、今回仕入れた個体はラジエターパイプを加工し
根本からオーバーヒート対策を施しているところが最大のポイントですね。
シリンダーヘッドを脱着してオーバーホールし、タイミングベルトの交換をしているのも大きなポイントです。
ちなみに前オーナー様がかなりお金をかけて手を入れられていて、機関系の状態はすこぶる良いです。
内装はこんな感じです!
内装も全体を通してコンディションは良いですね。
仕上げないといけないという箇所がほとんどないくらいです(^^♪
下まわりや足まわりについても手が入っていて状態は良いので、これらもほとんどやる箇所はないと思います。
ただどちらにしても一度リフトには入れてチェックはしますので、その時の写真も撮ってブログに載せられたらと思っています(^^♪
ちなみに今回仕入れたのは個人の方から買い付けをしたんですが、その方から直接クラシカへDMを頂きまして、
当店のコンセプトや商品ラインナップを見て是非クラシカさんで引き取ってもらえないかと言われたんですね。
もちろん最終的にはお互いの条件次第にはなるのですが、そのようなありがたいお言葉を頂けるのはシンプルに嬉しかったですね。
次の方に責任をもって引き継いでいきたいと思います(^^♪
ということで、本日はフィアットX1/9の仕入れについて紹介してきました!
リフトに入れての仕上げのピックアップやプライスなど、また進捗を紹介していきたいと思います(*^-^*)