シトロエン C6 べたつき補修完了とアルミモール補修にチャレンジ・・・
クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
現在、塗装工場にてべたつき補修やみがき作業などを進めていっているシトロエン C6。
本日はその進捗内容と、新たな技術として挑戦しているアルミモールの補修について紹介していきたいと思います!
まずはべたつき補修についてから(^^♪
ご覧のようにべたつきを除去してキレイに塗装まで完了しました☆
べたつき補修は、まずべたつきを専用の薬液に浸してしっかり落としてから塗装をしていきます。
べたつきの加減によっては落ちにくかったりもするのですが、今回のC6の場合は軽症でしたのでまだマシでした(^^♪
とはいえ先ほどのセンタースイッチだけでなく、ドアに付いているパーツなどもべたつきが発生していたので、
パーツの数はいつもより少し多かったです(^^;)
また、このC6はパーツを外していく作業が難しかったとのことでした。
高級車や旧車にありがちなのが、「なんでそんなややこしいつくりなの?」と思うほど解体作業が難しい車があります(笑)
どうも今回のC6はその類だったようでして、施工後の組み付けよりも取り外しの方で苦労をしたそうです(^^;)
ということで、べたつき補修は完了しました!
ちなみにボディのみがきも完了しており、ほとんどの仕上げ作業が終わってきました。
そして次に紹介したいのが、このアルミモールの補修についてです!
この写真のように、アルミモールは経年劣化により白いうろこのようなものがたくさん発生します・・・。
しかもこれが全く落ちない!
パーツを交換できれば良いのですが、旧車の場合はまずパーツがないことと、あったとしても作業的にもやっかいそうです(^^;)
このアルミモール問題は、おそらく多くの方が経験していることなのでは?と思います。
ちなみ私は過去にこれらを使って、このアルミモールのうろこ消しに挑戦したことがありました。
上が”ピカール”というというもので、下がホルツが出しているアルミ磨きコンパウンドですね。
大体もうお分かりかと思いますが、残念ながら失敗に終わりました。(笑)
あんまり強く磨きすぎるのは良くないと思いつつ、どんなに強く磨いても落ちませんでした。
ただ、これらの商品が良くないというわけではありません!
あくまでも、今回のC6みたいにかなり進行してしまっているものには効果が出にくいということですね。
ピカールは汎用性の高いもので、メッキ部分などの金属を磨くとかなり光沢が増しますし、
ホルツのアルミ磨きもホイールなどを磨くときには非常に役立ちます。
では今回はどうやって作業をしていったかといいますと、ペーパーを使用して磨き、
その後ポリッシャーでさらに磨くという工程をふんでいきました!
作業後の写真がコチラです!
どうでしょうか!白いうろこは消えて、かなりキレイになりましたよね(^^♪
ちなみに逆側もこのようになりました(^^♪
最後の仕上げとしてアルミコーティングをしようと思っているのですが、今どのコーティング剤にするかを検討中でございます。
また、今回アルミモールの補修については新しい挑戦ですので、今後どのくらいこの状態がもつのかなども
これから検証していく必要があると思っています。
補修はしてキレイになったはいいが、すぐに元通りなんてことでは意味がないですからね(^^;)
とはいえペーパーやポリッシャーで磨いた結果なので、すぐに再発するというのは考えにくいとは思います。
もしこの技術が確立すれば他の車でも応用できるはずなので、引き続き実験をしていこうと思います!
ということで、本日はシトロエン C6のべたつき補修とアルミモールの補修について紹介してきました!
またどうなったかはブログで紹介しますので、是非お楽しみに~(*^-^*)