クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
さて本日は、外注先に修理をお願いしていたベレットGTRのエンジンヘッド修理がいよいよ完了しましたので、
修理内容などにふれながら紹介していこうと思います!
その前に、修理箇所についてのおさらいです。
写真の赤丸印の部分にクラック(亀裂)が入ってしまって、クーラント漏れが発生してしまっていたので、
そのクラック修理をお願いしておりました。
まず、コチラの仕上がりの写真です!
修正の跡がしっかり残っていますよね。溶接にて修正をしたと聞いております。
圧縮エアで漏れが無いかどうかのチェックまでして頂き、確実にふさがっていることを確認しております。
コチラは修理に出す前の写真ですね。
かなり汚れていて、年式を感じさせる状態です。
コチラは仕上がったエンジンヘッドなんですが、まさか新品に交換したのでは?というくらいキレイにして頂きました☆
こういう細かい気遣いが本当にありがたいです。
ちなみにシリンダーヘッド側の方もやって頂いておりまして、作業前はこんな状態でした。
そして作業後がコチラ!
とてつもない変わりようです(笑)
修理費は決して安くはない金額でしたが、おそらくクラックの穴埋め作業でさえも大変だったはずなのに、
ここまでオーバーホールをして頂けるとお願いして本当に良かったなという気持ちになりますし、費用も安く感じさえします!
シリンダーヘッド側はエンジンヘッドを装着してしまえば見えなくなるんですが、オーバーホールしてあるのに越したことはありません(^^♪
バルブたちも、細かく作業をして頂いたようです。
このバルブについてはフェアレディZ 2by2でも少し紹介してきましたね(^^♪
ちなみにこのバルブを含め、今回の作業内容はと言いますと、
・シートリング&ステムガイド IN・EX(インテークとエギゾースト)前箇所打ち換え
・シートカット&バルブすり合わせ
・インテークマニホールドガスケット交換
・ウォーターマニホールドガスケット交換
・サーモハウジングガスケット交換
・サーモスタット 動作チェック
・タイミングチェーンアイドラスプロケット ベアリング交換
・タペットクリアランス 調整・シム製作(IN:0.15/EX0.25)
という内容になっております。
かなり専門性の高い作業内容なので、私もなんとかそれぞれを理解するのには時間がかかりました・・・(笑)
要するに、ざっくり言ってしまえばエンジンヘッドを正常な動きに戻すために行う作業内容のことですね。
車に詳しい方なら理解ができるかと思います(^^♪
ということで、ストップしていた仕上げ作業がリスタートできそうです!
次はエンジンヘッドを載せて、実際に走行チェックです。
もし走行チェックに問題が無ければ、いよいよ販売スタートの段取りが組めるようになってきました!
既にお問い合わせを頂いているお客様もいらっしゃいますし、なるべく早く走行チェックを終えたいと思っています(^^♪
もう少しで仕上がりますので、是非皆さんお楽しみに(*^-^*)