クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
仕上げ作業がだいぶ進んできているオレンジのベレットGTR。
本日は結構地味な作業ですが非常に大切な、トランク側のゴムモールの修正作業について紹介していきたいと思います!
まず、どういった作業をしているのかと言いますと、トランクの裏側に付いているこのゴムモールを修正しています。
丸で囲った部分に少し隙間がありますよね。
こういった部分ですとか、
この写真のような微妙な隙間を埋めていく作業をしていきます。
もっと正確に言うと、この写真で言えば左寄りになっているのを右寄りに修正し直すということですね。
右寄りに修正すると、トランクを閉めたとき、丸印部分にゴムモールが当たるようになります。
このようにしてあげないと、雨漏れが起きてしまう恐れがあります。
この部分も同様ですね。
一本型のゴムモールを取り付けるときに、両端の部分はトランクのこの部分ではなく、本来であれば手前側に付けなくてはいけません。
これも雨漏れ対策のためですね。
では次に具体的な作業内容について紹介していきます(^^♪
取り付け位置がそもそも間違っているので、一度ゆっくりゴムモール剥がします。
接着剤でとめられているので、ゆっくりゴムがちぎれないように剥がしていきました。
剥がした後は、再度取り付けを行うためにゴムの残りかすを地道に取っていきました。
樹脂製の工具でひたすらゴシゴシと削り続ける作業が続きます・・・(笑)
もちろんボディを傷めないようにしないといけないので、闇雲にゴシゴシするのではなく、
細心の注意を払いながらゴシゴシしていくのでとても疲れます(^^;)
完了後、このように一度マスキングテープで仮止めを行いました!
ぶっつけ本番で付けるのではなく、ちゃんと取り付けできるかを念のため
確認するためですね。
隙間をしっかり埋めて位置も内側に寄せて、これでバッチリです!
ゴムの両端もこちら側に直して、準備OKです。
もしかしたらゴムの両端について先ほど説明した内容が少し分かりづらかったかもしれませんが、
要するに両端をトランクの内側ではなくこのように外側にしてあげないといけないんですね。
水が流れていく方向を考えると、内側にこのゴムの両端がきてしまうと、その隙間から水が入りだす可能性があるからです。
また、正常な位置に戻してあげると、ゴムがしっかりボディと密着するので、この写真のようにゴムにその跡が残ります。
今はまだだいぶ薄い線なので、少し見えづらいかもしれませんが(^^;)
スマホでブログをご覧になっている方はズームアップして頂くとよく分かるかと思います。
最後に接着剤を付けて、ゴムモールを貼り付けて完了です!
今日はリヤトランクのゴムモールの修正作業について紹介してきましたが、正直なところ
私にはこのゴムモールの位置が異常なのかどうかでさえ全く気付きませんでした。
けれど、いざこのように説明されると「確かに、なるほど!」という感じでしたね。
経験や知識のあるプロからすると、こういうところにもパッと気付くので、やはりすごいなと思います。
皆さんのお車も、これを参考にしながら間違っていないか是非確認をしてみてください(*^-^*)