クラシカ横浜の荻無里です(^^♪
さて本日はBMW不朽の名車、BMW3.0CSiを車検でご入庫頂いたので紹介していきたいと思います☆
今回ご入庫頂いたのは当店の整備士と昔からお付き合いのあるお客様です。
乗られているのはインジェクションタイプの3.0CSiで、末尾の「i」はインジェクションを意味しています。
インジェクションはボッシュ製Dジェトロニックというものを使用しており、キャブレター車の方は
ゼニス・ストロンバーグ製のツインキャブレターが装備されていました。
ちなみに基本的なボディデザインは、1965年に登場したノイエクラッセと呼ばれるBMW1500/1600/1800/2000系の
4ドアモデルを2ドアクーペにした2000C/CSを流用したものです。
4ドアモデルのデザイナーはジョヴァンニ・ミケロッティでしたが、クーペ化にはマルチェロ・ガンディーニが担当しました。
ナンバープレートは当時物を表す、2桁ナンバーです!
このナンバープレートを付けている車に出くわすと、「とても大事に乗られているんだなぁ」と感じます。
もしかしたら過去に交換歴があるかもしれないですが、ご覧のようにウッドのインパネもとても綺麗な状態です。
シートやステアリングには使用感はありますが、このくらいの方がクラシカルな雰囲気に感じられるので、味ですね(^^♪
インパネ周りがスッキリしているので、結構室内は広く感じます。特に前席は足元にも余裕があり、特にですね(^^♪
普段乗りとしても非常に快適に乗れるのではないかと思います。
アルミホイールはBBS製ホイールを装備!
やはりBBSアルミは似合いますよねぇ~。
ボディ色がシルバーで、ホイールも同色で統一していてまとまりがあります。
とても落ち着いた雰囲気に見えて、3ピースホイールのカッコ良いデザインがさりげなく強調してくれます(^^♪
こちらが心臓部であるエンジンです。
先ほど紹介した、ボッシュ製Dジェトロニックと呼ばれる電子制御式燃料噴射装置に変更したことによって、
エンジンの圧縮比がそれまでは9.0:1でしたが、9.5:1に変更されています。
そのおかげで最高速が213km/hから220km/hへとパワーアップしました。
この6気筒エンジンは、今となっては言わずと知れたBMW十八番のエンジンですよね(^^♪
今回は電圧が低くなると、インジェクションの調子が悪くなるという症状が出ているようでしたので、
写真のような高出力オルタネーターをお客様の方で用意して頂きました。
現在は65アンペアですが、80アンペアのオルタネーターとなっております。
一旦はオルタネーターを交換してみて、様子を見る形となります。
オイル交換も持ち込みでご用意して頂いております!
車検と一緒にコチラも作業を進めていきます。
ということで、不朽の名車「BMW 3.0CSi」が車検で入庫しましたので、詳細について紹介してみました(^^♪
今となっては値段もかなり高騰している車なので、取り扱いには細心の注意が払われます・・・(笑)